南カリフォルニア エコツアー
バードウォッチングとハイキング

最近、日本でも海外でも流行りの（？）エコツアー。 その土地の自然環境と文化を守りながら、自然の中で山歩きやバードウォッチングを楽しんだり、 自然の生態系やその土地の文化について学んだりするのがエコツアーで、 日本でも環境省がエコツーリズム推進に取り組んでいるが、南カリフォルニアのエコツアーは知られていないのでは？

ボルサチカ・ウェットランドは、海水と淡水が混じり合っている湿地帯。 海沿いを走るPCH（パシフィック・コースト・ハイウェイ）を挟んだ反対側には、ハンティントンビーチが広がる。 ボルサチカ・ウェットランドは、このハンティントンビーチにつながっているため、満潮と干潮があるおもしろい湿地帯。 海沿いの湿地帯という特有の場所柄、生態系について学ぶことができるので、自然環境保護地になっている。 地元の小学生や、生物学専攻の大学生グループなどのエコツアーにもよく使われる場所。 自然環境保護派の人達が集まるグリーンデーには、ここでネイティブ植物の植木やゴミ広いなどのボランティア活動も行われる。

海につながっている湿地帯なので、プランクトンや魚がいっぱい。 ならば、それらを食べる鳥類もいっぱい！ ということで、ここは1年を通して様々な鳥が見られる事でも有名で、バードウォッチングを楽しむ人達や、 大きなカメラをかついだ写真家達が集まる。1年中見られる鳥もいれば、季節によって違った渡り鳥もやって来る。 おまけに（？）、ここにはあまり知られていないある歴史的遺物もある。 南カリフォルニアでエコツーリズムを体験するなら、ボルサチカ・ウェットランドを歩きながら、バードウォッチングしたり、 海も見える自然の景色の中で楽しみ、学び、環境保護を考えよう。