南カリフォルニアの国立公園と州立公園
このページでは、南カリフォルニアの国立公園であるデスバレー国立公園とジョシュアツリー国立公園、
そして南カリフォルニアの州立公園であるアンザボレゴ砂漠州立公園を、写真をメインにして紹介しています。
(おまけでヨセミテ国立公園の写真もあります!)
各公園の詳しい情報については、別途情報ページをご覧ください。
(各公園名をクリックしてください。)
各写真をクリックして拡大写真でご覧下さい。
デスバレー国立公園
*詳しい情報はこちらをクリックしてください。
デスバレー国立公園は、北アメリカで最も暑い地、最も乾燥した地、最も低い地として有名。
デスバレー(死の谷)と言う名の通り、過酷な砂漠地帯。
北アメリカで最も低い場所、バッドウォーターベイシン(悪水盆地)。
海抜86メートル以下で、一面が真っ白な塩の平原。
塩の結晶も見れる。
少しばかり水たまりがあるが、「バッドウォーター=悪い水」と言う名の通り、塩が多すぎて飲めない。
デスバレー国立公園は地質学的にも非常に興味深い場所。
その豊かな地層、鉱物、岩石のため、渓谷は植物が生息していないのにカラフル。
地層もいろんな鉱物や岩石が混じり合って不思議。
「こんな場所では悪魔しかゴルフできまい」と言う程でこぼこな、デビルズゴルフコース。
水が全て蒸発してしまったままの状態でそのまま残っているので、土が塩で凝り固まって珊瑚のような形をしている。
モスキート・フラット・サンドデューン。
朝のサンライズ、夕方のサンセット時には、優雅で落ち着いた砂丘の風景やコントラストのある綺麗な砂模様の写真が撮れる。
砂丘を歩きながらよく見ると、砂の上に野生動物の足跡が残っていたりする。
ロサンゼルスから一番近い国立公園。
車で約2時間くらいで行けるので、日帰りでも行ける距離。
聖書に登場するヨシュア(英語読みでジョシュア)が両手を上げて祈っているように見えると言うことから命名されたジョシュアツリーと、日本では見た事もないような巨大な岩がボコボコした風景が特徴。
砂漠に生息するジョシュアツリー |
果てしなく広がる岩山 |
ジョシュアツリー国立公園の名前のもとになっている木、ジョシュアツリー。
とにかく公園の北西部、モハビ砂漠地帯には、このジョシュアツリーが至る所に群生している。
白い花を咲かせるジョシュアツリー |
面白い形のジョシュアツリー |
ジョシュアツリー国立公園のもう一つの特徴は岩。
まるで積み木のように重なった岩山や、浸食形成された巨大な岩が転がっている。
岩がいっぱいなので、ロック・クライミングで有名。
積み木のように積み重なる岩山 |
頭蓋骨のような形のスカル・ロック |
岩登りする人 |
岩登りした人たち |
標高5,185フィート(約1,580メートル)のキーズ・ビューからは、サンアドレア断層や雪山、ソルトン海(名前は海だが実際は内陸にある湖)が見渡せる。
砂漠の向こうに見えるソルトン海(湖) |
砂漠の向こうに見える雪山 |
ジョシュアツリー国立公園の南東部はコロラド砂漠。
高原のモハビ砂漠から低地のコロラド砂漠に変化した風景が見られる。
チョヤサボテンの群生地 |
春にはワイルドフラワーが綺麗 |
ヨセミテ国立公園
ヨセミテ国立公園は南カリフォルニア圏外ですが、カリフォルニアで一番有名な国立公園なのでおまけです。
南カリフォルニアから車で片道6時間くらい。
南カリフォルニアの砂漠地帯とは全く違うシエラ高原の美しい大自然。
ヨセキテ渓谷が見渡せる有名な景色。 |
ヨセミテにあるたくさんの美しい滝の中の一つ、ブライダルベール滝。 |
有名なハーフドーム。 |
トゥオルミ・メドウズは綺麗な川と草原の景色。 |
静かな大自然の中で野生の鹿や熊にも遭遇。 |
アンザボレゴ砂漠州立公園は、カリフォルニア州で一番大きな州立公園。
広大な砂漠地帯が広がる。
砂漠と言っても、高原地帯、低地の平原地帯、岩山、渓谷など、様々な違った表情の砂漠が見られる。
カリフォルニアのグランドキャニオンと呼ばれるフォンツポイント。
グランドキャニオンから流れてきた土砂がグランドキャニオンとは逆の順番で地層となっている。
アンザボレゴ州立公園は多種の砂漠ワイルドフワワーと鮮やかなサボテンの花で有名な場所。
春以外はサボテンと岩だらけに見える砂漠地帯も、春には砂漠とは思えないすごく綺麗な景色。
砂漠のオアシス、群生するパームツリーとそこから流れる小川。
ハイキングコースも豊富で、インディアンの部落の跡地や壁画、渓谷を探検できる。
ハイキングしていると、砂漠の野生動物に出くわすこともある。
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